品物詳細

青織部の草花文の扇面を重ねた形の向付です。出品同ページに同手品の画像が残っていますが、上がりも絵の筆致もそっくりで、一緒に伝世した物かも知れません。伸びやかな絵付けに織部釉の上がりも上々です。見込みに石爆ぜの石を外した凹みがあります。また、縁の角にほつれと織部釉部分の縁の角に使用による釉の摩滅が見られます。三つ足のひとつが製造時の接着が不十分であったのか一度外れた物が漆で接合修理されています。伝世の織部向付は美濃物好きとしてはひとつ持ちたいものです。利付けの奉仕価格での提供です。箱あり。

・最長幅16.9センチ
・高さ4.3～4.7センチ
・桃山時代
＊お値段:25万円（税込）

【売約済】